2006.08.25 Friday
なにはともあれ火浦功だし
高校時代によく読んだ作家さん。
夢枕獏、菊地秀行、岬兄悟、大原まり子、神林長平、高千穂遙・・・ って、なんか偏ってんなぁ。。 ハヤカワだとかソノラマだとかから出版される、まあ、SF系(になるのかな?)の作家さんを読んでいたんですよ。 で、忘れちゃいけない火浦功!! いや、wikiでスチャラカ小説家とか「日本一作品を書かないSF作家」とか書かれる小説家というのもどうかと思うが。まあ事実だし(笑) 最初に読んだ、みのりちゃんシリーズ(ってのがあるんだよ)で笑い転げ、漫画じゃなくても小説でこんなに笑えるんだ、とまあ何というかの認識を持たせてもらった方。その後は火浦さんの小説を買いあさり、出る小説も買っていき。でもね、「日本一作品を書かない・・」ですから、新しいシリーズが出るのはいいが、続きが出ない!で、「出た」と思うと別のシリーズだったりね。 で、ながーいこと出ないな、もう書かないのかなと思ってたら、前に食中毒になったときに、友人が見舞いがてら「火浦の新刊だ!」とこれを持って来た!おおおおおおお!! 高飛びレイク 【全】 火浦 功, 高橋 明 って、高飛びレイクかよ!! いや、火浦さんの思いっきり初期の作品なんです。 本編は1冊のみ出て、その後の続編はすべて外伝という、まあなんというか。 それらをまとめて新装版にしたってのがこの本らしい。 まあ、これはちょっとSF色が強い作品です。ゲタゲタ笑いする、ってのじゃありません。でも、なにわともあれ火浦功の新刊(?)だし。読まねば!! で、読んでみたけど、軽いタッチの文面がやっぱりいいよなあ。 ああ、他のを読み返したくなった。amazonで見てもほとんどがもう新刊では売ってないなあ。。実家から本を引っ張り出して来ようか。。。 |